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☆MUSASHINO☆
 当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園!
★こどもの世界アーカイブス

速報コーナー

2004年 10 月 16 日(土) 版

☆「運動会」に寄せられた感想文のご紹介(一部抜粋)
 あいにくの空模様でしたが、子供たちは気にもせずそれぞれの力を思い切り出して運動会を1人ひとりが楽しんでいました。おかあさん、おとうさん、おじいちゃん、おばあちゃんも子供たちの今の成長を各学年に応じて感じられたことと思います。そこで、今回は各学年のご家庭より寄せられました、感想文から一部抜粋してご紹介します。
○ひよこ(年少組)の感想文から
◎乗り越えて本番に臨むことができて感無量!
 あいにくの小雨まじりの天気でしたが、最後まで運動会を行うことができてよかったです。我が子も初めての運動会ということで、楽しみにしていた気持ちと少し不安な気持ちを抱えて参加しましたが、終わって帰路につくときは、やり遂げたんだ、という満足の表情でいっぱいでした。
  クラス通信や先生からのお話で、特に「はだしで力いっぱい」の練習の取り組みが「できない・・・」とうしろ向きだったと聞き、心配していましたが、それを乗り越えて本番に臨むことができて感無量でした。今までは「できない」「いや」なものはどんなに言葉かけをしたりしても近づかない子どもだったのに、それを克服して立ち向かうことができた。それだけで大進歩でした。
  運動会本番もさることながら、練習の過程で「できない~」ものを「やってみよう」という気持ちになってできるようになってきた時の感動を、親として深く心に刻みつけておきたいと思いました。

◎子どもがどのように成長していくのか楽しみ!
 運動会へ向けての取り組みが始まって、子どもの口から「今日はトトやったよ」等、楽しそうな話を聞いたり、先生のお手紙を読んで、初めての運動会を家族皆で、とても楽しみにしていました。
  「ねことねずみ」では、必死にねこにつかまらないよう逃げる姿、「トト」では、黙々と踊る姿、「はだしで~」では、跳び箱の上での誇らしげにポーズをとる姿を見て、家で見せることのない表情や一生懸命頑張っていることに感激しました。こんなに真剣に色々なことに取り組む我が子を見るのも初めてで、驚きました。
  本人にとっては、年中組の「とべバッタ」も、鼻歌で歌ったり、年長組の「荒馬」のかけ声を真似したり、大きいクラスへのあこがれの気持ちももつことができた運動会だったようです。ドキドキ、ワクワクさせていただいて、来年の運動会でも子どもがどのように成長していくのか楽しみです。

◎もうしばらくの間、親子共々運動会の余韻を楽しみたい!
 見栄えにこだわりがちな運動会ですが、武蔵野幼稚園の運動会は、子どもたち一人ひとりが一生懸命で楽しむことのできるものであったと思います。年少のおにごっこ、年少、年中の野外音楽劇は、自分がやりたい役をやるということ、また、年長のクラス対抗リレーは、自分たちで走る順番を考えるということ。本当に子どもたちの気持ちを大切にされていたことが印象的でした。
  年少のかわいい姿の中に見られる成長、年中になるとこんなこともできるのかぁ、と、そして年長ってすごい!とびっくりさせられ、どのプログラムも、私たち大人にそう思わせてくれる内容でした。子どもたちが運動会当日を楽しんでいたこと、そして、その日を楽しみに待ち望むことができたのは、先生方が、それまでの過程を大切にして下さったおかげだと思います。もうしばらくの間、親子共々運動会の余韻を楽しみたいと思います。

◎入園してからの成長ぶりを確認!
 運動会が近づくにつれ、子どもの口からトトちゃんのかわいい歌が聞こえてくるようになり、当日をドキドキしながら楽しみにしていました。9日は台風で順延、10日も少し雨が降ったり止んだり、肌寒い1日でしたが、子どもたちのいろんな思いを大切にしていただいてるんだなぁと実感しました。我が子にとって初めての運動会、本人も本当に楽しんで頑張っているのがわかりました。
  年中さん、年長さんと、だんだんに成長している姿が見られ感動しました。年中さんの「玉入れ」や年長さんの「リレー」はドキドキしながら大きな声を出して応援しました。「荒馬」は素晴らしかった!ずっと引き継がれていって、再来年、荒馬を踊るのをうちの子どもも今から楽しみにしているようです。入園してからの成長ぶりを確認でき、心の温かくなるようないい運動会だったと思います。これからの成長が楽しみです。

◎やりたい、できるようになりたい!
 長女の時、幼稚園選びの際、いろいろ迷っていた時、武蔵野の運動会を観て、入園希望が決定的なものとなりました。「今の時代、こういう運動会をしている園があったんだ・・・」と。余計なものはいらない。子どもたちの姿が、気持ちが本当によく見えるそんな運動会!今年も子どもたちの表情がとってもよかったです。一生懸命に集中していて、それでいて楽しんでいることがよくわかりました。みんながキラキラキラリ~ンと輝いていました。
 園長先生や副園長先生が、子ども一人ひとりの様子を把握していることは、親からすれば驚きと感激なのです。(このような園は少ないですから)確か、つばめ2組の子が、跳び箱ができて、T先生と顔と顔を合わせ、両手でパシッとお互いの手を合わせ喜んでいた姿も印象的でした。その子どもはもちろん、先生の笑顔がステキでした。担任ならでは、味わえないことですね。入場行進がハチャメチャなところもいいです。「とことん前」と、まっすぐに見栄えよく、整列するなんてナンセンスです!新しい体操も、みんながにこにこ楽しそうに、笑いも入ったりしてよかったですね。
 Rは、9日の雨の日。てるてる坊主を作りながら、大声で「がんばりマン」の歌を2番までしっかりと歌ってくれました。そして、急に「おうちの鉄棒でぶたの丸焼きをやってみようかな?」とつぶやき、何度か挑戦しました。Y先生からのご指摘もあったように、腕の力が弱い!自分から「やりたい!」と言ったRの言葉に、正直言ってびっくりしました。
 (自分がまだできないこと・・・しっかりとわかっていてできるようになりたい)そんな気持ちが育っていたのですね。私の中に、Rは2月生まれだし、まだまだ無理しなくても?なんて軽く思う一面があったように思います。しかし、子ども自身は“やりたい、できるようになりたい”と考えていたのです。気持ちをうんと揺れ動かして、大きくなっているんだなぁと、ついRを抱きしめてしまいました。運動会というひとつの行事をきっかけに、今の我が子の心の動きを少しでも理解できること、とっても貴重ですし、ありがたいです。今後も自分にとって抵抗があることにぶつかっていく時、(武蔵野はそういった活動をたくさん取り入れてくれますので助かります)我が子がどのように気持ちを向けて行動するのか、しっかりと見つめ、先生方や他の仲間のお母さん方の力もお借りしながら応援してあげたいです。
○ひばり(年中組)の感想文から
◎取り組む過程を大事にしていることに深い意味がある!
 雨まじりで悪いコンディションではありましたが、いい運動会でした。何より、当日へ向けて取り組む過程を大事にしていることに深い意味があると思います。先生方が一方的に決めてやらせるのではなく、音楽劇の絵本をじっくり読み込んだり、全ての役を経験した上でみんなで役決めをするなどして、子どもたちも主体性を表せるようにし、仲間を意識し合えるように、一歩一歩丁寧に導いて下さり、また、その様子を通信などで保護者にも知らせていただけるのはありがたいです。
  そういった過程があったからこそなのか、当日、どの種目も楽しそうに、満足そうに取り組んでいる姿を見て、感激しました。また、お弁当なしで半日で終わるのもいいですね。使用する道具もシンプルにするなどして、短時間で集中して楽しむことができました。

◎にこにこ顔で演技している姿を見て!
 あいにくのお天気でしたが、何とか無事に運動会ができて、本当によかったです。今年は2回目の運動会ということもあり、親の方もリラックスして見ることができ、充分に楽しむことができました。
  去年は年少ということもあり、子ども自身が前日、当日に泣いたり、途中も泣いていたりと涙の多かった運動会でした。けれど今年は、笑顔、笑顔!!年中競技のまわってとんでよーいどんでは、慎重にケンパーを(○を意識して)やっていたり、止まらずにハードルを越えていたりと“こんなに・・・こんなこともできるようになったんだ~“と感心しました。「とべバッタ」の前には、転んでくじけそうな顔になり、“また涙するな~”と思いきや、にこにこ顔で演技している姿を見て、1年の成長を強く感じました。
  年少さんの「きんぎょのトト・・」もとても可愛らしくっしっかりしていたのにも驚きました。(うちの子はこんなにしっかりしてなかったかも・・・と)そして年長さんの荒馬とリレーは、観客が一体となって応援し、かけ声をかけたりしていたことも、この園ならではだなと感激しました。保護者の方々が全身で応援することは、本当にとてもよいことだと感じました。
  帰り道にH先生から“泣かなくなったねぇ~、変わったねぇ~“とおっしゃって下さったことがとても嬉しく、子ども自身の成長もさることながら、先生方のご指導のおかげとただ感謝するばかりです。

◎武蔵野幼稚園の運動会の醍醐味!
 この時期に珍しい雨でスケジュールが変わり、親子共々待ちに待った運動会。それは子どもたちの表情が如実に物語っていました。我が子もはじめの入場行進、体操、野外音楽劇に渡り、終始笑顔、笑顔!!見ているこちら側も微笑まずにはいられませんでした。あと印象深かったのは、つばめの子どもたちが自然と他学年の子どもたちの応援をしていることでした。転んだひばりの子に「頑張れ!!」と声をかけている姿を目の当たりにし、来年我が子も是非あのようになってほしいと思いました。更に、つばめの荒馬やリレーで園が一体となる瞬間。これぞ武蔵野幼稚園の運動会の醍醐味と、改めて感じました。

◎一人ひとりが主役になっていたのを感じました!
  今年も私の胸のつかえをスッキリさせてくれるような運動会でした。先生も子どもも親も一体となり、各々の熱意がひしひしと伝わってくるような、充実した運動会だと思いました。何といっても、子どもたちが生き生きとして、自分の気持ちに素直な表情がたくさん見られたのが嬉しく、まさに子どもが主体となり、一人ひとりが主役になっていたのを感じました。
  特に年長のリレーは、みんなが真剣に精一杯走る姿、転んでも最後まで走り抜く姿、走りのフォームもしっかり身になっていたのではないでしょうか。(昨年の娘の時はあまり感じなかったのですが・・・私も余裕が出てきたのでしょうか・・・)年長さんの一生懸命な姿に感動しました。Yたちの一年後もこんな姿が見られることを大いに期待したいと思います。
○つばめ(年長組)の感想文から
◎一回だけでは惜しいくらいの運動会!
 「お母さん、もう一回運動会やりたい。」終わった直後の言葉です。娘は運動が苦手で、跳び箱もなかなか跳べるようにならない、走るのは遅い、で普通なら「運動会は嫌い」と言いそうですが、カレンダーにバッテンをつけて、心待ちにするほど楽しみにしていました。アパートの部屋でお休みの日でも朝七時前からクーラーボックスに布団を巻きつけた即席跳び箱で練習に余念がありませんでした。
 一日中「ラッセラーラッセラーどんどんそーれ、2つ跳び行くよ。」と歌って踊り、毎日大騒ぎ。リレーでは「リレー頑張るぞ」と大張り切り。他のランナーに助けられてチームは一位で結果発表では一番小躍りして喜んでいた娘。「よく頑張った、よく頑張った」と声をかけてやりました。これが幼稚園最後の運動会かと思うと親は寂しい限りです。娘の中では運動会はまだ続いているのか、荒馬のラッセラーも毎日聞かれるし、また年中、年少の「どべないとべないバッタバッタ」の唄や猫とねずみの歌も口ずさんでいます。確かに一回だけでは惜しいくらいの運動会でした。

◎積み重ねてきた物の一つひとつの結果を見ることができる!
 今年の運動会はあいにくの天気でしたが、無事に全競技を終えることができてよかったです。本当に今年の年長さんたちは、雷だの台風だのと、いろいろかわいそうですね。
  園庭での全体練習が満足にできなかったようですが、どの学年もみな生き生きと楽しそうで、見ている方もどっぷり運動会につかって楽しみました。跳び箱も荒馬も立派にできて、感動的でした。Tは、とにかくリレーに命をかけていて、ずいぶん前から「リレーだけは絶対見てね!」と、力強く言っていました。リーダーのTくんを中心に作戦を考えて、順番を入れ替えたり、大変だったようですが、真剣に取り組んでいる姿が、とても頼もしかったです。
  当日、親もドキドキしながら見ていましたが、Tが見事に前を走る2人を抜いて、トップを走るのを見た時は感無量でした。学年通信などを見ていて、今までの過程を知っている私たちにとっては、運動会当日というのは子どもたちが積み重ねてきたものの一つひとつの結果を見ることができるいい機会だと思います。

◎友達、クラスの団結、先生との絆、それを温かく見守る父兄の皆さん!
 9年前、上の息子の幼稚園選びの際、武蔵野の運動会を見学して以来、私は武蔵野の運動会が大好きでした。本当に一人ひとりが主役で、取り組みの中で成長した姿。友達、クラスの団結、先生との絆いろいろなものが見られます。そして、それを温かく見守るような父兄の皆さん・・・年々積み重ねられてきたもの、伝統のようなものを感じる素晴らしい運動会だと思います。
 その運動会も今年が最後・・・。天候を気にしながらというのも初めてですが、一つひとつ心に焼きつけるような気持ちで応援しました。ひよこさん、ひばりさんの姿を見ては、我が子の1年前、2年前を思い出し、憧れだった荒馬、跳び箱、リレーを堂々とやっている姿を見ては成長を感じ、全てが感動的でした。クラスの子ども一人ひとりが輝いて見えました。子どもたちに負けないよう、親の種目も精一杯頑張りました!!これからも、この素晴らしい運動会が続いていくことを心より願っています。