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★こどもの世界アーカイブス

速報コーナー

2003年 12 月 28 日(日) 版

☆「作品展」についての感想文 ご紹介    12月28日版
 2003年もあと4日となりました。大人にとっては早い一年ですが、子供たちはこの年、沢山の体験を通して大きく成長をしました。来年も良い年をお迎えください。
 さて、11月29日。12月2日に行われました全園児の「作品展」にご家庭より感想文をいただきました。各学年それぞれ、子供たちの成長を実感しておられるようです。ありがとうございました。
年少組の方々よりの感想文!
☆興味しんしんでじーっと見ていた
 初めての作品展、雨で少し残念でしたが、夫婦共に満足しました。
人の絵をまだ描けない息子が“お母さんの絵”を5分くらいで描きあげ、その出来ばえに主人は驚いていました。他のお子さんの絵や作品も個性豊かで楽しめました。
  年中の大型動物園で驚いて、さらに年長の動物園でもっと驚いてしまいました。いろいろな不用品を使用して作ってある一つ一つのものに感心(アイディアに)してしまいました。
  息子も興味しんしんでじーっと見ていたので、年長になったらどんなものを作ってくれるのか今から楽しみです。ありがとうございました。

☆どんな気持ちでどんな作品が出来上がるんだろう
 年少さんたちの4月からの成長が良くわかり、またこれからの見方などにもつながる作品展だったと思います。4月、黒が多くぐちゃぐちゃ期だった息子がかなり成長し円で表現できるようになり、友達もたくさん書き、色々な色を使うようになったこと、心が成長しているんだナァと実感しました。また粘土では手先が器用になったナァ~もう赤ちゃんじゃないんだナァ~とどんどん成長していく息子を嬉しく思えることができましたし、お母さんの似顔絵は個人個人の思いみたいなものも伝わってくる気がしました。
 この子どもたちがやがて、大型動物→パノラマ動物園作りをしていくんだ…どんな気持ちでどんな作品が出来上がるんだろうととても楽しみです。

☆一生懸命取り組んでいる姿が浮かんできます
 子どもに絵を教えるのは本当に難しいですよね。大人の既成の概念を押し付けてもいけないし、ただただ放任しておいても伸びないし…。大切なのは“楽しい”と思わせる事、そしていかに対象に目を向けさせるかだと思います。
 武蔵野幼稚園の子ども達の絵や工作からは、楽しそうな笑顔、そして押し付けられてではなく、自分から一生懸命取り組んでいる姿が浮かんできます。先生方の子どもたちの持っているいいものを、引っ張り出そうとしている見えないけれど強い力を感じます。そして、いつも、体験とテーマを結びつけて思いを増幅、増大させているのがすばらしいと思いました。

☆参観の時私を目の前にして描いた
 “お母さんの絵”は参観の時私を目の前にして描いたのでその時どんな様子で描いたかもよく分かり良かったです。“ぞうさん”は画用紙いっぱい大きく描かれ“大きい”が伝わってきました。どーんと大きなものを描き、気持ちよかっただろうなと思いました。「りんご」は和紙の色を変えて貼っていたのがとてもよかったです。
  年中さんの大型動物はグループで力を合わせて型を作り、色をしっかり塗りすばらしい動物ができていました。年長さんの動物園では各クラスこまかい所まで本当によくできていました。またいろんな材料の使い方が本当に上手ですばらしかったです。
年中組の方々よりの感想文!
☆大人には真似できるものではありません
 親子でとても楽しく拝見させていただきました。ひよこ、ひばり、つばめと学年に応じて個性が光っていました。ひばりの「大型動物」は圧巻でした。広いホールも狭く感じられる程の迫力で、主人も「これはスゴイ…!」と感動していました。クラスのおたよりに各グループ毎の製作過程が詳細に書かれていたので、それと実物を重ね合わせて2倍も楽しく見ることができました。時にはぶつかり合いながらも、みんなで力を合わせて目標を達成した感動は子どもにとって大きな財産になることでしょう。
 感性豊かにのびのびと描き、作られる子ども達の作品は、大人には真似できるものではありません。素直に芽を育てていただき、本当にありがとうございます。

☆細部までこだわっている点に感動
 今年は廃材で小さな動物を個人で作るところから実際に見せてもらったので、子ども達が「こうやって作り方をマスターしていくんだな」ということがよくわかりおもしろかったです。大きな動物を組み立て色塗りするだけでなく、細部までこだわっている点に感動しました。(つめとか舌とかたてがみとか)

☆グループの友達との仲が深まっている
 ホールに飾られていた大型動物。どの動物にも子ども達の思いが込められているのを感じました。グループごとに動物を決めるところから始まり完成するまでの様子をお便りで伺っていたのでその思いを強く感じることが出来たのだと思います。
 また、動物作りを終えて、グループの友達との仲が深まっているのを見た時、何より嬉しく思いました。
 教室に展示された絵は、その時々の本人の気持ちが読み取れるような物で、成長を感じました。

☆一生懸命やっている
 ずらりと並んだ大型動物達。一つ一つグループごとにこだわりを持って、いろいろ考え工夫して完成させたんだなーと、感心しながら見させて頂きました。
 金曜日帰ってからも、当日園へ向う車の中でも、作ったライオンが「ホールの一番前にいるからね!見てよ!」と言っていました。そのたまねぎグループ作のメスライオンに関しては、たまたま偶然なのでしょうが、ちょっと首をかしげた感じのやさしい表情のライオンに仕上がっていたと思います。今まで「表情」というので第一印象を受けたことがなかったので、とても新鮮でした。
 通信を読む限り、いつもフラーッと遊びに行ってしまうことが多いようで、どうしたものか…と思いもしましたが、絵の具塗りが始まってから頭から足まで、連日茶色い人になって帰ってくる姿を見て、彼なりに一生懸命やっているんだなと伝わってくるものはありました。
 なにはともあれ、最後までやり遂げた子ども達、よく頑張ったねとほめてあげたいです。
 自由画については、これまでもそうでしたが、絵で表現するのは、相変わらず苦手なのかな?と改めて感じてしまいました。構図にしろ色使いにしても、よく考えずになんとなくササッーと描いてしまっているようで…いろいろと思うところはあるけれど、お便りにもあったように、これが現在のRができることなんだと受け止めています。

☆友達と一緒にということがすばらしく実感できた
 今回自分の都合で火曜日の日に教室とホールを見させていただきました。
 生活画では一学期に描いた絵と2学期に描いた絵、数ヶ月しか経っていないのに絵の表現力がとても成長しているのに驚きました。
 大型動物作りの共同制作は作品展までの過程を手紙などでいろいろな話を聞いている分、どんな物に仕上がっているかとても楽しみでした。大人では思いつかない発想や感心してしまうほど、細かいところまでの作業、本当にすごいなあと思いました。
 子ども達もどれだけの達成感を感じたことでしょう。友達と一緒にということがすばらしく実感できたのではないかと思います。
年長組の方々よりの感想文!
☆始まりはここからだったんだ
 動物園作りが始まり娘から今日はこんな所工夫しながら作ったよという話を聞きながら通信を読んで自然がいっぱい動物園のオープンを楽しみにしていました。
  みんな(足の悪い人、老人等)が楽しんで動物を見られるよう、バスがあったり点字のボードがあったり子ども達のやさしさが伝わってきます。広場のピンク色したコスモスものんびりひなたぼっこをしているようなライオンも良かったと思います。 全体を観た後、ひよこ組さんの作品を見て画用紙いっぱいに書かれた線、まるくまるくねんどに原点を見た気がしました。始まりはここからだったんだ、ずいぶん想像する力が付いたんだなと思いながらも先生達の労力をおしまず、前向きの保育に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

☆たった一年でこんなに成長するんだとびっくり
 ひばりの時は初めてだったせいもあり、なんとなく、クラスの作品、大きな動物をグループで協力して作れたことに感心し、つばめになると動物園が細かい作業ができるんだ~という位の感動でした。
  いざ、つばめになり、どの絵も、ものをよく見て描いたあじさいやどんぐり、荒馬や遠足など、自分の描きたい気持ちを素直に描け、迫力もあり、たった一年でこんなに成長するんだとびっくりしました。
 また、動物園は3組それぞれに味わいがあり、園だよりクラス通信で苦労している事やガンバッタ様子などいろいろなことがよく伝わってきて、動物、人、畜舎、そして全体の形をグループで話し合い、まとめていくことができた事、すばらしいと思います。
  頭の中に想像した事を他の子に伝え形にすることはとても難しい事だと思います。上手に先生が導いてくれた事、最後まで子ども達がガンバレル様、見守ってくれたこと、(はがゆい事も沢山あったでしょう)ほんとうにありがとうございました。

☆子どもの心の中でも開花した
 初めて作品展行くことが出来て、想像以上のつばめ組の「動物園」でした。1組の春の動物園は華やかですばらしかった。子ども達が力を合わせると、こんなにステキな物ができるんですね。子どもにとっては、大きな自信になったと思います。
  動物園での桜の花のように、子どもの心の中でも開花したことと思います。母としては、子どもの成長をつくづく感じ、涙ウルウル、わが子の作品からなかなか離れられす、ぐずる下の2人の子ども達がいて、ひよこ、ひばり組の作品が見られなかったのが残念です。

☆驚きと嬉しさがこみ上げてきます
 一言で申しまして、完成度の高さに驚きました。どの学年にも言えることだと思います。学校と違って、作品展の為だけに用意されたものではないので、一人一人の成長を見ることができます。
 年長の動物園ですが、参観でその過程を見ていただけに、出来上がった各々の作品には「すばらしい!]の言葉しか出ません。本当に子ども達だけで話し合って、考え合って作り上げたのであれば、こんな素晴らしいことはありません。今回、我が子はリーダーをさせていただきましたが、参観での先生の姿勢を真似て(?)家庭でもつとめて大人の知恵は与えませんでした。それだけに驚きと嬉しさがこみ上げてきます。ありがとうございました。

☆作業過程日誌のお便りは楽しみです
 今までに何度か見ましたが、今年は“四季”に視点をあわせていたせいか、動物もさることながら人間の置き方表情(というのでしょうか)がとても強調されて見えました。きっと、「僕がいる」「私がいる」動物園になって、子ども達は楽しかったのではないかなと思いました。
 (いつもながら)作業過程日誌のお便りは楽しみです。先生方はどうしてあそこまでこどもの会話を覚えていられるのか不思議です)

☆なかなかするどいんじゃないの!?
 「わくわく動物園」ー細かなこだわりの部分(設備や背景・人物etc)イキイキと今にも動き出しそうな動物たち…取り組み初めの頃はどうなっていくのかな?と思ったりもした母でしたが、毎日園から帰って来てからのTが楽しそうに、今日は何をして、どんな物をどういうふうに作ったのかーと詳しくそして満足気に話したり、グループでの役割など、周囲(お友達)の状況や進行具合などを、自分で見て考えていた様子は「ホーッ!!なかなかするどいんじゃないの!?」と感心もしましたし、共感することが出来た日々でした。子どもの視線や、年令に感じている事柄をとてもよく表現されていて母も胸が熱くなりました。
 あれも、これも詰め込む保育とは違い、一つの目標を持って意識付けされ集中して創造する力や、自主性を引き出して下さる保育に取り組んで下さる武蔵野の園の環境に、そして先生方の日頃からのご指導に感謝しています。わくわく動物園の真ん中に、大地に根付く、あの大きなイチョウの木のように、大きく(身体も心も)育っていけると良いなあーと願っています。どうもありがとうございました。